豊かな自然と食文化、伝統産業に恵まれた高島市では、地域資源を活用した様々な商品やサービスが生み出されてきました。
今年度も「第7回高島いいモノ・いいコト グランプリ」を開催しました。

審査項目
①地域貢献度 ②品質・性能 ③デザイン性 ④新規性・独自性 ⑤市場発展性
表 彰
最優秀賞 新商品 1点(賞状、副賞 5万円) 新サービス 1点(賞状、副賞 5万円)
優秀賞 新商品 1点(賞状、副賞 3万円) 新サービス 1点(賞状、副賞 3万円)
特別賞 1点 (賞状、副賞 2万円)
奨励賞 1点 (賞状、副賞 1万円)
※特別賞、奨励賞は新商品・新サービス双方の中から選出します。
※この他にも認知度向上・PRや販路拡大のための支援を行います。
第1回最優秀賞
Okubiwako Marvelous Green第2回最優秀賞
みのり農園第3回最優秀賞
棚田ハウス第4回最優秀賞
有限会社大與第4回最優秀賞
たらいち邸第5回最優秀賞
株式会社天平第6回最優秀賞
有限会社魚治
「高島いいモノ・いいコトグランプリ」に期待
毎年、審査会のために、湖西線で向かうのだが、大津市を過ぎたあたりからやがて比良山のすそ野はいよいよ広くなり、琵琶湖の水も透明に澄んでいく。こうした風土から良いものが生まれないはずがない。事実、今や高島は全国でその名を知られる発酵食品の町である。鮒ずしはもちろんのこと、昔からの日本酒、味噌、醤油、また最近では、ヨーグルトやドレッシングなど、現代のライフスタイルに合った発酵食品が次々と誕生している。また、毎回の審査の楽しみは、地元でとれたお米や野菜、果物などを原材料に、お菓子やジャムなどに加工された新商品を試食できるところだ。食べてみて思わず審査員の顔がほころぶような、売れ筋の新商品も次々と誕生している。一方、こうした食べ物や飲み物などの「高島いいモノ」に加えて、もうひとつの売りは、「高島いいコト」である。琵琶湖と比良山という大自然、そして里山の人々がおりなす風土を大切に守り育てながら、工夫をこらして営まれる宿泊施設などが、毎回、上位入賞を果たすようになったのも、高島から生まれつつある新しい財産だと言ってよい。つくる人、営む人、そして選ぶ人の共同作業から、これからもまた新しい商品やサービスが高島から生まれることを期待している。 審査委員長 佐藤典司